神に母聖マリア:1月1日と主の公現      2015年元旦



新しい時と空間が喜びとなりますように
 カトリックの信仰は年末から新年にかけ、人間の生命・存在価値・人生における“いのち”の呼吸から生活する様々の出来事に目を向け、“生きる”力となる知恵を知る祈り・典礼が続きます。

 カトリック教会の典礼が主の降誕・神の母聖マリア・主の公現・主の洗礼と一連の信仰の神秘を記念するのは、単に過去の回想よりも、今こそ永遠のとき(カイロス)、時間・空間を神の計らいに委ね、厳しい現実から逃げるよりも闇を走り抜け、自由に生きるための力と知恵を授かるためです。

 この恵みを受けると主の言葉が自分の口からほとばしり出ます。その秘訣が教会の典礼と祈りの伝承にあり、預言者の言葉が実現するのを待っていた人々、天使の声を聴いた羊飼いと星の導きを読み取った星占い師(民数記24:17らに既にその兆しはありました。そして、その伝統は父と子と聖霊の交わりに神の働きを信じる神の民、救い主を待つ信仰は明らかに人類の歴史の中で絶えず協働体の祈りとして続けられています。

 キリストの国は“神の恵みが働くところにあり、命の主と繋がるエコノミー(営み・行動)の場・心、時間と空間に縛られない信仰によって働きます。

  「主があなたを祝福し 守りますように 神の恵みがあなたの上に
   父と子と聖霊の神があなたに力と勇気を与え キリストによる平和が
   あなたの中にありますように」民数記6章祝福の祈りより