暦と祈り ~時空の動きと生命のエコノミー

 

 




暦と祈り ~時空の動きと生命のエコノミー(営為)~

地と天が創られたとき すべてのものに “時”が与えられた



FaltkalenderーSB-PKK, Lib. pic. A 92
(Staatsbibliothek zu Berlin-Preusischer Kulturbesitz
(Berlin State Library-Prussian Cultural Heritage)




        


太陽と月は神を賛美し、空の星は神をたたえよ。

山と丘は神を賛美し、地に生える草木は神をたたえよ。

海の獣、空の鳥、野の獣、家畜は神を賛美し、

神に従う人は神を賛美し、

神を敬い、謙る人は神をたたえよ。

『教会の祈り』第1主日・朝・第二唱和より
絵:関根英雄神父考案の暦         

        

狩猟、農耕の民にとって、
収穫は天の導きによります。
人は天の支配者ではないと知りました。
効果的な収穫のために、
人類は暦を作り出したのでしょう。
世界には様々な暦があり、
暦を持たない民族はいません。