聖堂解説 聖堂後方中央の壁画
マタイ福音書5章の「真福八端」が聖人に准えられている。
聖アッシジのフランシスコ 1181−1226 貧しく平和を祈る

心の貧しい人はしあわせである。天国は彼らのものだからである。
聖フランシスコ・サレジオ 1566−1622 真の信心を深める

柔和な人はしあわせである。かれらは地をゆずりうけるであろうからである。
聖マグダレナ・マリア 聖書に出る虐げられた女性、イエスに救われる

悲しむ人はしあわせである。かれらは慰めをうけるであろうからである。
レオ13世 1878−1903(教皇在位期間)
労働問題に福音の視線で発信した「レールム ノバールム」は有名な回勅

正義にうえかわく人はしあわせである。かれらは飽かされるであろうから。
聖ヴィインセンシオ・ア・パウロ 1581−1660
見捨てられた人々を助け、宣教師を援助に生涯を捧げた

あわれみのある人はしあわせである。かれらはあわれみをうけるであろうから。
聖トマス・アクイナス 1225−1274 神学者

聖ピオ10世 1903−1914(教皇在位期間)
ヤンセニズム(過度の信心)を戒め日本の再宣教に影響を与えた。

平和のためにはたらく人はしあわせである。彼らは神の子らと呼ばれるであろうから。
聖パウロ・三木 日本二六聖人の一修道士 1597年 長崎で殉教

正義のために迫害される人はしあわせである。天の国は彼らのものだからである。
宣教が神の愛、特に人間として生きるのが困難な状況の人々に先ず手を差し伸べ、
生きる力を養う信心や修養に置かれている様子が伺えます。
天におられる私たちの父よ